ファミリーキャンプの持ち物リスト

ファミリーキャンプの持ち物リスト【生活用品・便利グッズ】

ファミリーキャンプ初心者の方向けの記事です。

  • 「キャンプの時に必要な持ち物を教えてほしい」
  • 「キャンプの時にあると便利な物を教えてほしい」

そんな悩みをもつ読者の方が、キャンプに必要な持ち物をイメージできるように解説していきます。
「私はこれが必要だと考えている」ということを中心に解説していきますので、ぜひじっくりとご覧ください。

この記事で紹介する前提条件
  • 小さい子供がいる家族キャンプを想定
  • 季節は春・夏・秋を想定
  • 「快適さを大切にするが、荷物はできるだけ減らす」というコンセプト

寝室(テント)

キャンプ持って行く物【寝室】

寝室の持ち物リスト

【必需品】
テント
・グランドシート
テントマット
・シュラフ
・ペグ
・ハンマー
・張り綱

【あると便利】
・枕
・すのこ

寝室の持ち物の解説

テント

わが家では、家族でキャンプに出かける時は2ルームテントを利用しています。

グランドシート

グランドシートとは、地面の上(テントの下)に敷くシートです。
テントの底面を保護する役割や、地面からテント内への浸水を防ぐ役割などがありますので、必ず敷くようにしてください。

テントマット

テントマットは、次の3種類のマットを用意することをおすすめしています。

  1. 断熱性を高めるマット
  2. テントの床を平面にならすマット
  3. クッション性を高めるマット

シュラフ

わが家は筒型タイプのシュラフを広げて布団のようにして使用しています。
マミー型は子供がうまく眠れません。
(どうしてもシュラフから飛び出してしまいます)

ペグ

もしキャンプを長く続けそうなら、ペグはテントに付属しているものではなく、鍛造ペグなどの丈夫で固定力の高いペグを早めに購入することをおすすめします。

キャンプで一番怖いのは、実は風です。
「突然の強風でテントやタープが倒壊した」なんて光景は意外とよく目にします。
(基本的にあってはなりませんが…)

  • もし強風でテントが倒壊したとき、雨も降っていたら?
  • もし強風でタープが倒壊したとき、ポールにガソリンランタンをかけていたら?

大惨事になることは目に見えてますね。

ペグは家で例えると基礎部分と同じ役割です。
初心者こそ、テントやタープをしっかり固定してくれるペグにきちんと投資しておくべきだと私は思います。

ハンマー

テントやタープの中には、たまにプラスチック製や軽いスチール製のハンマーが付属品として入っていることがありますが、ハンマーはお金をかけて、重くて打ち込みやすいものを購入することをおすすめします。

テント設営時には、テントとタープを合わせると20~30本近くのペグを打ちます。
これを全部、プラスチック製や軽いスチールのハンマーで打っていたらそれだけで体力を消耗してしまいます。
固い地面の場合、ペグを打ち込めないこともあって危険です。

張り綱

張り綱は予備も数本持っていきましょう。

テントやタープを張るときに使うのはもちろんですが、服やタオル等の干場を作ったり、雨のときにはテントやタープに雨の通り道を作ったりと、いろいろなことに使えます。

私は普段使っている枕を持参しています。
それが一番よく眠れる(笑)

すのこ

テントの前に置いて靴脱ぎ場として使用します。
寝室に砂や土などが入りにくくなるし、子供がテントへ出入りするときにしやすくなります。
わが家にとっては必須アイテムです。

リビング・ダイニング

キャンプに持って行く物【リビング】

リビング・ダイニングの持ち物リスト

【必需品】
・タープ
・テーブル
・チェア
・サイドテーブル

【あると便利】
・収納ラック、荷物置き用のスタンド

リビング・ダイニングの持ち物の解説

タープ

日差しや雨を遮ります。
タープなしでキャンプに行くのは無謀です。
天候によってタープを使用しなくても、常備しておくべきです。

わが家は2ルームテントなので、テント(寝室)とタープがセットになっています。
家族に「虫が苦手」という人がいる場合、2ルームテントかスクリーンタープ(シェルター)がおすすめです。

ちなみにワンタッチタープを使用している人も見かけますが、私は絶対におすすめしません。
なぜなら、ワンタッチタープは風に弱いからです。
山の天候は変わりやすく、風が急に強くなることなんてしょっちゅうありますよ。

ワンタッチタープ
ワンタッチタープ

テーブル

食事や団らんの中心となる大切な道具です。
ぜひ家族に合った、お気に入りのテーブルを見つけてほしいです。

テーブルは調理台としても利用することができます。

チェア

キャンプ中の多くの時間をこのチェアで過ごすことになると思います。
ぜひ気に入ったチェアを持参しましょう。

サイドテーブル

サイドテーブル

サイドテーブルがあると、食事中にテーブルの上が散らかりません。

収納ラック、荷物置き用のスタンド

収納ラックや荷物置き用のスタンドがあると、荷物を地面に直置きしなくてすみます。
だから道具が汚れたり濡れたりするのを防ぐことができます。

ただし、収納ラックやスタンドは最低限にしておきましょう。
「収納ラックをたくさん持って行って、道具をすべてその中にばっちり収納して…」というのは、設営も撤収も手間がかかって非常に大変です。
基本的に「キャンプ道具は箱やバッグに詰め、キャンプ場ではその箱やバッグをそのまま収納ラックやスタンドに置いて使う」という方法が楽だと思います。

キッチン

ホットサンドメーカーの両面にバターを溶かす

キッチンの持ち物リスト

【必需品】
・バーナー(わが家はカセットコンロ)
・燃料
・クッカー(フライパン、鍋など)
・料理小物(包丁、おたまなど)
・クーラーボックス&保冷剤
・食器、カトラリー
・食材、調味料

飲料水

【あると便利】
・小型バーナー
・ケトル
・缶切り、栓抜き、コルク抜き
・使い捨ての食器(紙皿、割りばし など)
・キッチンペーパー
・ドリップパック珈琲、ティーパック、カップスープなど

・スパイス
・現地の食材、地酒
・おやつ

キッチンの持ち物の解説

バーナー

ファミリーキャンプなら家庭用のカセットコンロが1台あれば十分です。
カセットコンロは鍋やケトルをおいた時の安定感が高く、ツーバーナーよりもコンパクトに収納できるのでおすすめです。

燃料

バーナー用の燃料で、カセットボンベ缶(CB缶)、アウトドア缶(OD缶)、ガソリンなどがあります。

燃料の違いをざっくり解説します。
CB缶は、安くて、スーパーやコンビニなどどこでも手に入れやすいのが特徴です。ただし、寒さに弱いのがデメリットです。
OD缶は、丈夫で、(寒さに強いタイプを用意すれば)寒さに強いのが特徴です。ただし、CB缶より高価で売っている場所が限られているのがデメリットです。
ガソリンは、安くて、寒さに強いのが特徴です。ただし、扱いやメンテナンスに手間がかかるのがデメリットです。

どの燃料でもよいのですが、使う燃料の種類を統一すると荷物が少なくなります。
例えば「バーナーではCB缶を使い、予備のバーナーではガソリンを使い、ランタンではOD缶を使い…」とやってしまうと、持って行く燃料が多くなってしまいます。
ちなみに私は、春・夏・秋のあたたかい時期はCB缶を、寒い時期はOD缶を使用しています。

燃料がなくなるとかなり困るので、多めに持っていきましょう。

クッカー(フライパン、鍋など)

がっつり料理をしたい方は、フライパン、鍋などが重ねて収納できるクッカーセットを用意するのがおすすめです。

ただ、わが家の場合、キャンプの料理はBBQや鍋系が多く、クッカーセットが必要になることがほとんどありません。
家庭で使っているフライパンや鍋を必要に応じて持って行くことがほとんどです。

調理小物(包丁、おたまなど)

包丁、また板、キッチンバサミ、ピーラー。
菜箸、ターナー、おたま、トング。
ザル、ボウルなど。

食材の下準備を家でしておけば、調理小物はほとんど必要なくなります。
まな板には、牛乳パックが便利ですよ。

クーラーボックス&保冷剤

クーラーボックは、ハードタイプのものとソフトタイプのものと両方あると便利です。

食器、カトラリー

食器は、皿、お椀、コップなど。
カトラリーは、箸、フォーク、スプーン、ナイフなど。

使い捨ては風に弱いので、基本的にはある程度重量があって洗って何度も使えるものを用意するのがおすすめです。

食材、調味料

食材は切って、下味をつけてから持って行くのが基本です。
そうすれば、生ゴミや包装などのゴミを減らせる、調理時間を短縮して遊ぶ時間が増える、調味料や調理小物など持っていくものを減らせるなど、いいことだらけです。

飲料水

飲むだけでなく、調理のときや、珈琲、スープを入れるときなどで使用します。

私は2Lのペットボトルを数本持って行きます。
水道が遠いときは、使い終わったペットボトルをウォータージャグとして使うこともありあます。
帰るときは捨てて帰れるので便利ですよ。

りゅうせん
りゅうせん

飲料水は意外と忘れやすいんですよね。
キャンプ場で気づいてあわててスーパーに買い出しに行ったことが何度かあります…

小型バーナー

スノーピーク「ヤエンストーブ・レギ」

基本的にバーナーは1台あれば事足りるのですが、「朝食のソーセージを焼きがら、同時に珈琲を飲むためのお湯も沸かしたい」なんてこともあります。
また、急にメインに使っているバーナーが故障することがあるかもしれません。
(実際、わが家はキャンプ中にカセットコンロが急に故障したことがあります)

こういった事態に備えて、予備のバーナーが1つあると安心です。
予備なので、コンパクトに収納できるものがおすすめです。

ケトル

鍋でお湯を沸かすこともできますが、やはりあると便利です。
キャンプ中、お湯を沸かす機会は多いので、私は必ず持って行きます。

缶切り、栓抜き、コルク抜き

使わないことも多いのですが、必要なときにないと困りますね。
私は忘れないように、キャンプ道具セットの隙間に入れて常備しています。

使い捨ての食器(紙皿、割りばし など)

洗い物をした後で「ちょっと使いたい…」みないな時や、洗い物を出したくない撤収日の朝などに意外と重宝します。

私は、割り箸、カップスープをかき混ぜる用のミニスプーン、紙皿は常備しています。

キッチンペーパー

食べた後に食器をさっとふいておけば洗い物が劇的に楽になります。
他にも、テーブルを除菌スプレーで掃除するときやスキレットに油をぬるときなど多目的に使えるので便利です。

りゅうせん
りゅうせん

キャンプのときは、こういう多目的に使える道具が頼りになりますね。

ドリップパック珈琲、ティーパック、カップスープなど

アウトドアで飲むと格別においしく感じるから不思議です。
お気に入りの飲み物を持って行ってブレイクタイムを。

スパイス

スパイスがあると楽しい

テンションが上がるようなスパイスを持参すると、キャンプがさらに楽しくなります。

わが家のお気に入りは「黒瀬のスパイス」と「マキシマム」です。

「黒瀬のスパイス」は、肉との相性バツグンです。
BBQのとき、タレや塩コショウに飽きてきたときにもバッチリです。
ピリっとした辛さがあるので、大人向きかもしれません。

「マキシマム」はニンニクが効いていて、何にかけてもおいしくなります。
もちろんお酒も進みます(笑)

りゅうせん
りゅうせん

グループキャンプのときに数種類のスパイスを持参して味比べなんかすると、すごく盛り上がりますよ。

現地の食材、地酒

現地の食材、地酒

アウトドアで食べると何でもおいしく感じますが、特にその土地の物は格別おいしく感じてしまします。

肉が特産品の場所に行ったら肉を買って、炭火で炙って食べる。
乳製品が特産品の場所に行ったら、チーズをつまみにして地酒をいただく。
そんな楽しみ方が大好きです。

また、その土地のものをいただくと、体がその土地に馴染んでいくような感覚を覚えます。
だから私はキャンプや旅行の時には、現地に着いたらまずその土地のものを食べるようにしています。

おやつ

うちは普段おやつはあまり食べないのですが、キャンプのときは特別に解禁して食べます。

夕食をある程度食べ終わったら、それぞれが選んできたおやつをみんなでシェアして「おやつパーティー」をします。

子供たちは豪華な夕食を作るよりも、案外おやつパーティーのほうが楽しみなようです(笑)

BBQ、焚き火

BBQ、焚き火の持ち物リスト

【必需品】
・BBQグリル、焚き火台、網
・着火剤
・ライター、トーチ
・炭用トング(火ばさみ)
・耐熱グローブ
・木炭、薪
・なた、ナイフなど

【あると便利】
・炭の火おこし器
・火消しつぼ
・囲炉裏テーブル
・火ふき棒(うちわ)

・焚き火フォーク
・のこぎり

BBQ、焚き火の持ち物の解説

BBQグリル、焚き火台、網

BBQコンロ

BBQをするときには、BBQ専用のコンロを使うか、焚き火台の機能を兼ねたものを使うか、という選択肢が出てきます。

BBQ専用のコンロは、(ものによりますが)コンロの高さを調整できたり、人数によって大きさを使い分けたりすることができて便利です。
ただし、BBQ専用のコンロは基本的に焚き火の高熱に対応できるように作られていませんので、焚き火をするのはやめておいたほうがよいと思います。

焚き火台の機能を兼ねたものは、1台でBBQも焚き火もすることができて便利です。
ただ、BBQグリルは汚れやすいので「BBQグリルと焚き火台は分けて使いたい…」という方もいるかもしれませんね。

私の場合、次のような使い分けをしています。

  • BBQも焚き火も両方するとき:焚き火台の機能を兼ねたBBQグリル1台
  • BBQだけするとき:BBQ専用の卓上グリル1台
りゅうせん
りゅうせん

卓上グリルは、コンパクトに収納できる、丸洗いができる(ものによりますが)などのメリットがあって便利ですよ。

着火剤

着火剤は予備を含めて多めに持っていきましょう。
1回で確実に着火できるとは限りませんからね。

ライター、トーチ

安全のため、火を付ける先端が長いタイプのものがおすすめです。
持っていく前に、燃料が十分にあるかどうか確認しましょう。

炭用トング(火ばさみ)

炭や薪を動かすためのものです。

耐熱グローブ

私は革の手袋を使っています。
BBQや焚き火だけでなく、熱い鍋を持ったり薪割りのときにも使えたりと何かと便利です。
キャンプを続けるなら、耐熱グローブは必須だと思います。

木炭、薪

キャンプ場で売っていることも多いですが、キャンプ場によっては少し割高な場合も…。
私の場合、積載が許せばホームセンター等で購入してから行きます。

なた、ナイフなど

薪を割ったり、薪に火をつけるための「焚き付け」を作るために使います。
焚き火をするときには必須アイテムです。

炭の火おこし器

火おこし器

火おこし器の中に炭を入れて、後は着火剤に火をつけてほうっておくだけ。
炭の火おこしがビックリするほど楽になります。
さらに、すべての炭に均等に火がついた状態にできますのでものすごく便利です。

上の写真のように、「ダッチオーブンをあたためながら火おこしをする」なんてことも可能です。

火消しつぼ

炭や薪の火を早く消したい時に便利です。
火消しつぼがない場合、火が消えるまで待ったり、炭や薪に火がついた状態で捨場まで持っていったりする必要があり不便です。

わが家の場合、お菓子の缶を火消しつぼとして使用しています(笑)

囲炉裏テーブル

囲炉裏テーブル

BBQコンロや焚き火台をがっちりと囲んで、小さい子供が近づけないようにできます。

火ふき棒(うちわ)

炭や薪の火おこしをするときや、火力を上げたいときなどに便利です。
また、火ふき棒で空気を送り込んだ炭や薪が炎を上げる姿は、見ていて純粋に楽しいです。

焚き火フォーク

焚き火フォーク

個人的には必須アイテムですね(笑)

マシュマロ、肉、チーズなど、何でも焚き火フォークに刺して、炙って食べます。
伸びるタイプのフォークなら、火から離れて炙れるので子供も安心です。

りゅうせん
りゅうせん

イイ感じに炙れると気分最高!
「誰が最高の炙り状態にできるか」なんてゲーム感覚でやって家族で盛り上がれます。

のこぎり

私の場合、薪をお店やキャンプ場で買うことはありません。
焚き火をするときは、キャンプ場に落ちている木をひろって使います。

自然に落ちている木で焚き火をするときは、のこぎりがあると非常に便利です。

木は子供たちがひろってきてくれます。
その木を私が長さをそろえて、のこぎりで切っていきます。
私が切った木を、子供たちが太さ別にわけてくれます(下の写真)。

焚き火で使う木はキャンプ場で拾う

買ってきた薪で焚き火をするのもいいですが、自分たちでひろってきた木を使って焚き火をするのは格別です。

また、薪を購入した場合も、薪の長さが自分の焚き火台の大きさに合わないときは短く切る必要があります。
薪を割るときは、なたやナイフで十分なのですが、切る場合はやはりのこぎりがあると便利です。

明かり

明かり

明かりの持ち物リスト

【必需品】
・テーブルランタン
・テント内用の小型LEDランタン
・ヘッドライト
・予備電池、充電用バッテリー

【あると便利】
・メインランタン
・ランタンスタンド

明かりの持ち物の解説

テーブルランタン

私はいつもテーブルに置くサイズのランタンを2個持って行ってます。
子供が触ったり倒したりしても危なくないように、LEDタイプのものです。

1個よりも2個ある方が、違う方向から照らすことができるので見やすくなります。

テント内用の小型LEDランタン

テント内を照らす用のランタンです。
明るすぎると眩しいので、選ぶときは明るさに気をつけてください。

また、テント内ではガスやガソリンを使ったランタンは危険ですので使わないようにしましょう。

ヘッドライト

両手が自由に使えるので、めちゃくちゃ便利です。
家族の人数分持って行きます。
洗い物をするとき、トイレやシャワーに行く時、夜に片付けをする時など、本当に大活躍です。

防水タイプのものがおすすめですよ。

予備電池、充電用バッテリー

キャンプの夜に明かりが使えなくなってしまったら、何もできません。
必ず持っていきましょう。

メインランタン

サイト全体を照らしたりタープ下を照らしたりする一番明るいランタンです。
あえてサイトから少し離れたところに設置して、虫をメインランタンの方へ引き寄せるという使い方もできます。

2ルームテントやスクリーンタープなどを使用する場合はメインランタンはなくても困りません。
それよりは、小型のランタンを複数持って行く方が使い勝手がよいと思います。

ランタンスタンド

ランタンスタンドのメリットは2つあります。

1つ目は、ランタンを吊るして上から照らせることです。
テーブル等に直置きして照らすよりもかなり見やすくなります。
また、BBQをしているときには、肉が焼けているかどうかしっかり確認することができます。

りゅうせん
りゅうせん

夜にBBQをしていると、上からの照明は必ずほしくなります。

「口に入れたら生肉だった…」なんて経験、誰でもありますよね。

2つ目は、場所を選ばずにランタンを設置できるようになることです。
BBQグリルの真上、テントから離れた場所、水道の真上など、自分が明かりがほしい場所など、自由にランタンを設置できるようになります。

衣服

キャンプに持って行く物【衣関係】

衣服の持ち物リスト

【必需品】
・着替え
・帽子
・寝る用の服

衣服の持ち物の解説

着替え

特に子供は服を濡らしたり汚したりしやすいので、1着分多めに持って行くと安心ですよ。

帽子

日除けだけでなく、ケガ防止や虫対策にもなるので必ず持っていきましょう。

寝る用の服

私はスエットを持って行きます。
パジャマはトイレなどに出歩きにくいかも。

生活用品

ファミリーキャンプの持ち物リスト【生活用品・便利グッズ】

生活用品の持ち物リスト

【必需品】
・タオル
・シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・日焼け止め
・雑巾
・洗い物グッズ(洗剤、スポンジ、タワシ、布巾など)
・ゴミ袋(大・中・小)
・レジャーシート

【あると便利】
・ミニほうき、ミニちりとり
・洗い物を干しておくもの(ドライネットなど)
・排水口ネット
・S字フック
・ハンガー
・耳栓

生活用品の持ち物の解説

雑巾

道具の汚れをふく、テントの濡れをふくなど、何かと重宝します。
最低でも2~3枚はほしい。

洗い物グッズ(洗剤、スポンジ、タワシ、布巾など)

バスケットなどに入れてひとまとめにしておくと便利ですよ。
また、キャンプ場によっては洗剤が使えないところもあるので事前にチェックしましょう。

ゴミ袋(大・中・小)

ゴミを入れるだけでなく、濡れたものを入れたり、拾った木の実を持って帰るのに使ったりと、何かと重宝します。
数種類のゴミ袋を用意しておくと便利ですよ。

レジャーシート

レジャーシートで荷物の一時的な置き場所を作る

レジャーシートがあると、地面の状態がよくない時や、道具の底面を汚したくない時などに便利です。

ミニほうき、ミニちりとり

テントの掃除用。
テントの中のゴミは外に出しにくいので、あると便利です。

洗い物を干しておくもの(ドライネットなど)

キャンプ場では意外と干場に困ります。

排水口ネット

水道に生ゴミ等を流さないために。

S字フック

収納棚に引っ掛けてゴミ箱を作ったり、テントにランタンを引っかけたりと、何かと重宝しますよ。

ハンガー

服やタオルを乾かしたり、タオルをかけておいたりできます。
けっこうかさ張るので、折り畳み式や針金ハンガーが便利。

耳栓

迷惑なキャンパーさんがいた場合や、隣のお父さんのイビキがうるさかった場合などの対策として(笑)
眠れなかったら次の日に響きますからね。

医療系

ファミリーキャンプの持ち物リスト【医療系】

医療系の持ち物リスト

【必需品】
・保険証
・持病の薬
・救急セット

医療系の持ち物の解説

持病の薬

キャンプ場は山道を走った先にあることが多いので、わが家の場合、酔い止めは必需品です。

救急セット

市販のセットを購入すると楽だし安く手に入りますが、私は「自分の家族にはどんなものが必要になりそうか?」をイメージしながら自分でそろえるのがおすすめです。

救急セット

ちなみに私が救急セットの中に持っていっているのは、ばんそうこう、消毒液、滅菌ガーゼ、ポイズンリムーバー、ピンセット、マスク、はさみ、ティッシュなどです。

自然への対策

キャンプに持って行く物【自然への対策】

自然への対策の持ち物リスト

【虫対策】
・虫よけスプレー
・蚊取り線香
・殺虫剤

・虫取り網

【雨対策】
・傘、折り畳み傘
・カッパ
・長靴、レインブーツ、サンダルなど濡れに強い靴
・タープバッグ(もしくは特大サイズのゴミ袋)

【暑さ対策】
・うちわ
・扇風機、送風機(充電式・電池式)

【寒さ対策】
・貼るカイロ
・ひざ掛け
・テントシューズ、就寝用靴下
・電気毛布、ホットカーペット(電源付きサイト利用の場合)

・セラミックファンヒーター

虫対策の持ち物の解説

りゅうせん
りゅうせん

うちはとにかく虫が苦手なので…

虫対策は徹底です(笑)

虫よけスプレー

液体タイプのものを使用しています。
皮膚や服にかけるだけでなく、テントにもかけます(笑)

さらにこれに加えて、屋外用の「蚊がいなくなるスプレー」(地面やスクリーンタープ内に噴射するタイプ)も併用しています。

蚊取り線香

わが家は最低でも2~3か所に設置します(笑)

殺虫剤

テント内やスクリーンタープ内に侵入してきた虫を撃退します。

虫取り網

テント内やスクリーンタープは生活空間なので、侵入してきた虫すべてに殺虫剤を使っていたらイヤですよね。

そこで、虫を捕獲して外に出すために虫取り網を使います。

あるとかなり便利ですよ。

雨対策の持ち物の解説

傘、折り畳み傘

山では天気予報はあてになりません。
降水確率0%でも持って行きましょう。

カッパ

雨設営や雨撤収になってしまったときの必需品になります。

長靴、レインブーツ、サンダルなど濡れに強い靴

雨が降ったときはもちろんですが、夜露や朝露対策としても必要です。
スニーカーが濡れてしまうとやっかいなので、家族の人数分持っていきましょう。
私は車の座席の下に入れて持って行っています。

タープバッグ(もしくは特大サイズのゴミ袋)

雨撤収になったとき、濡れたテントやタープなどを入れるために持って行きます。
大きめのゴミ袋でも代用可です。

暑さ対策の持ち物の解説

うちわ

うちわは、ちょっとした隙間に入れて持っていくことができる優秀なアイテムです。

扇風機、送風機

扇風機や送風機があると、暑い夏のキャンプでもかなり快適に過ごすことができます。

特に寝る時は、あるのとないのとでは快適さが全然違います。

わが家は基本的に夏キャンプは行かないのですが、行くときにはどれだけ積載が苦しくても扇風機はねじ込んででも持って行きます(笑)

寒さ対策の持ち物の解説

貼るカイロ

かさばらず、いざというときにとても重宝します。
私は念のために数個を常備しています。

ひざ掛け

焚き火で暖をとろうとするとき、上半身はぬくもりを感じやすいのですが、下半身(特に足回り)は冷えるんですよね。
だからひざ掛けは重宝します。

ひざに掛けて暖をとるだけでなく、体に掛けたり、シュラフの中に入れて毛布代わり使用したりと、色々と活用することもできます。
私は、難燃焼素材のひざ掛けを愛用しています。

テントシューズ、就寝用靴下

テントシューズ

眠るときは、基本的には靴下等は履かないほうがいいのですが、寒いときはそうも言ってられません。

私のおすすめは、ダウンが入ったテントシューズです。
これを履いて寝ると、足がとっても暖かいですよ。
しかもコンパクトに収納できるので、全然かさばりません。

電気毛布、ホットカーペット(電源付きサイト利用の場合)

寝る時の寒さ対策としては、電気毛布やホットカーペットがあれば無敵です。
冬用シュラフや毛布、湯たんぽなどあれこれと家族の人数分持って行くよりも、逆にホットカーペット1枚持っていくほうが荷物も減らせます。

私の感覚では、最低気温が5℃くらいまでのキャンプなら、ホットカーペットとセラミックファンヒーターがあれば十分快適に過ごすことができます。

セラミックファンヒーター

春や秋のキャンプは、日中はあたたかいのですが、朝晩がけっこう冷え込みます。
スクリーンタープや2ルームテントなどシェルターを利用するのであれば、中にセラミックファンヒーターが1台あると全然違いますよ。

セラミックファンヒーターは、もし子供が倒してしまっても火傷や火事のリスクが少なく安心です。
それに加えて小型で、灯油やガスなどの燃料を使わないので持ち運びにも便利です。
一酸化炭素中毒を気にする必要がないのも安心材料です。

りゅうせん
りゅうせん

うちの場合、セラミックファンヒーターもホットカーペットもキャンプ専用ではなくて、普段家で使用しているものを持って行っています。

その他

キャンプに持って行く物【その他】

その他の持ち物リスト

【必需品】
・スマホの充電器、モバイルバッテリー
・屋外用延長コード(電源付きサイト使用の場合)
・小型延長コード(電源付きサイト使用の場合)
・カメラ、ビデオカメラ

【あると便利】
・クーポン券

その他の持ち物の解説

スマホの充電器、モバイルバッテリー

万が一トラブルが発生したとき、スマホが使えないと致命的にもなりかねません。

私は以前、キャンプの帰りに車が急に故障して動かなくなったことがあります。
車が動かないので、当然車から電源をとることもできません。
しかも山の中だったのでかなり焦りました。

屋外用延長コード(電源付きサイト使用の場合)

5m延長コードでは長さが足りないこともあります。
10mタイプがおすすめです。

小型延長コード(電源付きサイト使用の場合)

カメラ、ビデオカメラ

キャンプ中の子供の自然な笑顔や、家族ではしゃいでいる様子は一生の思い出になります。
ぜひ記録しておきましょう。
アウトドアで使用する場合、防塵・防水機能付きが絶対に便利ですよ。

クーポン券

キャンプ場や、アクティビティ、近くの飲食店などのクーポン券は、探せばけっこうあります。

まとめ

道具はあればあるほど便利で快適になるでしょう。
でもその分、設営・撤収が大変になり、キャンプでの貴重な時間や体力を奪われてしまいます。

最小限の物をフルに活用して、できるだけ快適に生活する。
そのために頭を使って工夫する。
それでも足りないものは、不便さもひっくるめて楽しんじゃう。
それがキャンプの醍醐味だと思います。

みなさまのファミリーキャンプが充実したものとなれば幸いです。

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りゅうせん
りゅうせん

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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