2020年8月22~23日
広島県にある休暇村帝釈峡(くぬぎの森キャンプ場)で1泊2日のキャンプに行ってきました。
その時の様子を紹介します。
ファミリーキャンプにおすすめしたい、めちゃくちゃいいキャンプ場でしたよ。
※休暇村帝釈峡内のキャンプ場が「くぬぎの森キャンプ場」という名前で呼ばれているようです。
休暇村帝釈峡キャンプ場(くぬぎの森キャンプ場)を選んだ理由
今回、くぬぎの森キャンプ場を選んだ理由は次の5点です。
- 夏なので標高が高いキャンプ場へ行きたい。
→くぬぎの森キャンプ場の標高は483m(それほど高いわけではないが…) - キャンプ場の近くで川遊びを楽しみたい。
→くぬぎの森キャンプ場近くの「水辺公園」で川遊びができます。 - 温泉に入ってさっぱり汗を流したい。
→本館の温泉まで車で1~2分で行けます。 - 扇風機を使うために電源付きサイトがいい。
- コロナ対策で、区画内に専用水道があるキャンプ場がいい。
わが家は基本的に夏キャンプはしないのですが…(虫も暑さも超苦手なので)
今年の夏は新型コロナウイルスの流行でどこにも出かけられませんでした。
でも夏の思い出に残ることがしたい!
そこで、意を決して夏のキャンプに出かけることにしたのです。
ひさしぶりの夏キャンプだったので、勉強になったこともたくさんありました。
それもみなさんとシェアできたらと思います。
キャンプの様子
キャンプ1日目
10:40 水辺公園(帝釈峡)到着
くぬぎの森キャンプ場の近くには、水辺公園という川遊びができる公園があります。
この日、天気予報では猛暑日。
ニュースでは「災害級の暑さ」という表現も…
そこで、午前中はゆっくり川遊びをして過ごすことにしました。
行ってみてわかったのですが、水辺公園はファミリーにかなりおすすめの夏の遊び場です。
まず、めっちゃ水が冷たい!
慣れるまでは、足が痛くなるくらい冷たいです。
おまけに川のほとんどが木陰になっているので、真夏でも涼しく過ごすことができます。
水深も浅いので(ほとんどがくるぶしがつかる程度の深さ)、小さい子でも安心です。
家族連れが多く、水着で遊んでいたり、水鉄砲で遊んでいたりと、みなさん思い思いに過ごしているようでした。
また、釣り堀や簡易プールがあったり、釣った魚や流しそうめんなどを食べられる簡易の食事スペースがあったりするので、長時間滞在することもできます。
さらに、休憩用のブルーシートを管理者の方が設置してくださっていて、そこで休憩することもできます。
昼食を軽く食べて、12:00過ぎには水辺公園を出て休暇村帝釈峡へ向かいました。
12:20 休暇村帝釈峡 到着
くぬぎの森キャンプ場のチェックイン時刻は13:00だったのですが、その前に「アイス休憩をしよう」と子供たちと約束していたので、少し早めに休暇村に行きました。
休暇村の館内で1人1個アイスを食べたのですが、これがとてもよかったです。
設営前に、冷房が効いた部屋でゆっくりアイスを食べながら休憩。
このおかげで、この後のサイト設営をとても集中して効率よく終わらせることができました。
子供たちも「アイスパワー」で、設営をパワフルに手伝ってくれました(笑)
13:20 設営開始
13:00ちょっと前にチェックインを済ませ、サイトに向かいました。
今回私たちが利用したサイトはAサイトです。
サイトに電源と水道が付いています。
「真夏の設営なので体力を消耗するだろうな…」と覚悟していたのですが、キャンプ場に着いてみてびっくり。
キャンプ場内に背の高い木がたくさんあって、ほとんどのサイトが木陰になっていました。
おかげで、設営もかなり楽に進めることができました。
普段はすぐに遊んでしまう子供たちも、「アイスパワー」でペグ打ちなどの設営を積極的に手伝ってくれました。
結果、1時間ほどで設営が完了しました。
14:30 自由タイム
設営後、子供たちは虫採りや薪ひろいをして遊んでいました。
木の枝をひろってきて、太さ別にわけてくれてます。
長さは、私がのこぎりで切って調節しました。
キャンプ場にはたくさん木が落ちていますので、薪をわざわざ買う必要なんてありません。
日が傾き始めた頃、家で作ってきたクワガタムシをつかまえるための罠を仕掛けに行きました。
くぬぎの森キャンプ場はクワガタムシが出るそうです。
(ただ、8月下旬はちょっと遅かったかも…)
キャンプの自由タイムはあっという間に過ぎていきますね。
夕食の前に、汗を流すために温泉に入りに行きました。
16:30 休暇村の本館で温泉
キャンプ場から、温泉がある休暇村の本館までは車で1~2分ほどです。
本館はとてもキレイです。
キャンプ中、こういうキレイな場所でゆったりとお風呂に入ったり、トイレをゆっくりと使わせてもらったりできると、気分が全然ちがいます。
さて、汗を流したら、あとはおいしい夕食を食べて、飲んで、いい気分になったまま寝るだけです(笑)
テントへ帰りましょう。
18:00 BBQ
夕食は、奥さんからのリクエストでBBQにしました。
まずは炭をおこします。
昼間、子供たちがひろってきてくれた木で炎を作り、炭に火をつけていきました。
そしてみんなでキャンパイ(「キャンプでカンパイ」だから「キャンパイ」)をしました。
BBQのメニューは、焼き鳥、海鮮串、ホルモンなどなど。
お酒が進まないわけがありません(笑)
スパイスには、知人に教えてもらってハマった「黒瀬のスパイス」と「マキシマム」を持参しました。
この夜、奥さんが「山芋を炭火であぶって、マキシマムを少しかける」という食べ方を開発しました。
これが意外と合う!
ぜひお試しあれ。
おなかがいっぱいになってきたら、デザート(?)にマシュマロとチーズを炭火で炙って食べました。
とっても楽しい夜になりました。
楽しいのですが、昼間にたくさん遊んだので一気に眠気がきます。
21:00には全員眠ってしまいました^^;
くぬぎの森キャンプ場は隣の区画との距離がゆったりととってあるので、隣の区画のお客さんの声はほとんど聞こえてきません。
それもあってか、朝までぐっすりと眠ることができました。
キャンプ2日目
7:00 朝食
朝食前に、クワガタムシが集まってきているかどうか見に行きました。
結果は…
まったく集まっていませんでした。
まぁ当然ですね。時期が遅すぎです(笑)
朝食はホットサンドにしました。
具材は、ソーセージ、トマト、チーズ、アボガド。
朝食を食べ終わったら、途中で休憩を入れながら、ゆっくりと撤収をしました。
10:00過ぎ 撤収完了→芝そりで遊ぶ
撤収が終わってチェックアウトを済ませたら、休暇村の本館近くにある芝そりをしました。
これが子供たち的にはかなり楽しかったようです。
芝そりを楽しんだ後は、自宅へ向かいました。
本当に楽しい、笑い声のたえない2日間でした。
今回のキャンプの記録、虫対策について
気温や服装の記録
今回のキャンプは8月22~23日に行きました。
この時期にキャンプに行く方のために記録を書いておきます。
キャンプ中の最高気温は、1日目の15:04に記録した31.1℃。
日中は、上は半袖、下はハーフパンツに靴下+スニーカーという服装でした。
暑いっちゃ暑いですが、でも扇風機があれば汗もかかない程度でした。
標高の高さと、木陰のおかげでわりと快適に過ごせました。
最低気温は、2日目の6:34に記録した21.8℃。
夜は、テントのスクリーンはメッシュの状態で、扇風機をつけて寝ました。
寝る時の服装は、上は半袖Tシャツで、下はハーフパンツ。
かなり快適に眠れましたが、途中から寒くなって目が覚めました。
8月でも、長袖は用意しておいたほうがよいと思います。
虫対策は徹底的にしました
私たち夫婦はとにかく虫が苦手なので、虫対策は徹底的にしました。
特に、キャンプ場の予約をするときに「広島はブヨ(ブユ)が多く出ますよ」と言われたので、ブヨ対策は徹底的にしました。
結果、キャンプ中だれも虫に刺されることなく過ごすことができました。
家の近所を散歩しただけでも蚊に襲われて何箇所も刺される一番下の娘ですら、一回も刺されませんでした。
今回の虫対策は以下の通りです。
- スクリーンタープ内に屋外用「蚊がいなくなるスプレー」を噴射
- スクリーンタープ内で森林香(蚊取り線香)を常時たく
- 肌の露出部分や服に虫除けスプレーを噴射
- テントの外側にも虫除けスプレーを噴射
- テントの中に蚊取り器(水性キンチョウリキッド)を設置
- 寝る時以外は常に靴下をはいておく。裸足は禁止。
- 夕方・夜は長ズボンで過ごす。ハーフパンツは禁止。
- スクリーンタープ内に侵入してきた虫は、虫採りあみを使って外へ逃がす。
- 夜は暗めの照明にする
「キャンプやめたら?」とツッコミを受けそうですね(笑)
今回のキャンプで一番役に立ったアイテムは、たぶん虫採りあみです。
キャンプ中、スクリーンの中に何度も虫が侵入してきました。
スクリーンタープ(シェルター)は、虫が中に侵入してきたとき、外に逃がしにくいという弱点があります。
そんなとき、いつもは殺虫剤を使っていたのですが、子供が持ってきていた虫採りあみを使えば簡単に外へ逃がすことができました。
まとめ:休暇村帝釈峡キャンプ場(くぬぎの森キャンプ場)について
最後に、休暇村帝釈峡キャンプ場(くぬぎの森キャンプ場)についてまとめます。
これから行こうとしている方の参考になればと思います。
よいと思ったところ
- 温泉がある。
- ゆったりとしたサイト設計。
→1区画が広く、かつ区画同士の距離が離れている。 - 区画のほとんどが木陰になっている。(ただしサイトにもよる)
→夏キャンプにはかなりありがたい。 - クワガタが出るという楽しみがある。
- 近くに川遊びができる水辺公園がある。
レンタルや手ぶらプランも充実しているので、初心者やファミリーに向いています。
夏のキャンプにはかなりおすすめですね。
注意点
- トイレの出入り口に扉がない。
→虫が中に入り放題…。奥さんや娘たちはかなりイヤがっていました。 - クワガタを見に行くなら、6~7月に行きましょう。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!