ファミリーキャンプに適したキャンプ場の選び方を解説【初心者向け】

この記事は、ファミリーキャンプ初心者の方向けです。

  • 「ファミリーキャンプでは、どんなキャンプ場を選べばいいの?」
  • 「家族で初めて行くキャンプで失敗したくない!」

そんな悩みをもつ読者の方が、キャンプで家族と充実した時間を過ごせるように、ファミリーキャンプに適したキャンプ場の選び方について解説しています。

この記事を読めば、たくさんあるキャンプ場の中から、効率よく自分たちにぴったりのキャンプ場を探し出せるようになりますよ。

一度ですべてを頭に入れるのは難しいくらいの量です。
この記事を読んだ後は実際にキャンプ場を検索してみて、「検索しながらまたこの記事に戻ってきて大切なポイントを確認して…」という使い方がおすすめです。

ファミリーキャンプに適したキャンプ場の選び方

結論を言うと、ファミリーキャンプに適したキャンプ場とは次のようなキャンプ場です。

  • 家族(特に子供)が安全に楽しく過ごせるキャンプ場。
  • 初心者が遭遇しやすいトラブルを回避しやすいキャンプ場。

これにつきます。

ただこれだと具体的にイメージしにくいと思います。
そこで、「キャンプ場を選ぶときにここをチェックしたらいいよ」というポイントを、次の4つに分類して解説していきます。

  1. 自然環境
  2. サイトの種類
  3. キャンプ場内の設備
  4. その他

自然環境

キャンプ場は、自然環境によって下のように分けることができます。
キャンプ中にしたいことや、キャンプに行く時期によって自然環境を選んでいきましょう。

  1. 高原
りゅうせん
りゅうせん

自然環境によって、キャンプ中にできることや対策などはかなり違ってきますよ。

①山

山にあるキャンプ場です。
人工的に切り開いて整備されたようなキャンプ場や、森林の中にあるようなより自然に近いキャンプ場もあります。

木々が日差しを遮ってくれるような場所にテントを張れば、日中も涼しく過ごすことができます。
ハイキングやバードウォッチングなどのアクティビティを合わせて楽しむことができます。

気をつけること

山は虫や獣も多いです。
しっかりと対策をして行きましょう。

また、枯れ木や枯れ葉など燃えやすいものが多いですので、火の管理には十分に気をつけてください。

②川

川の近くにテントを張れるようなキャンプ場です。
川遊びや釣りなど、水を使ったアクティビティが楽しめます。

気をつけること

大雨やダムの放流等による急な増水には気をつけてください。
また、川の上流の方では、川の流れる音が意外と大きいこともあります。
私の友人から「川の音が大きすぎて眠れなかった…」という話も聞いたことがあります。

さらに、水辺は虫が多いことも要注意です。

③湖

湖の近くにテントを張れるようなキャンプ場です。

景色が開けていて、特に水面に夕日が沈むようなロケーションは自然の美しさを肌で感じることができるでしょう。
カヌーや釣りなど、湖を利用したアクティビティが楽しめるキャンプ場もたくさんあります。

気をつけること

水の事故には十分注意してください。
特に、水際でテントを張れるようなサイトは、まだ目が離せないような小さい子供のいる家族にはオススメできません。

④海

海の近くにテントを張れるキャンプ場です。
海水浴を楽しんだり、釣ってきた魚をそのままBBQで食べるなんてワイルドな遊び方もできたりします。

気をつけること

海のキャンプ場は風を遮るものがないため、風が強い傾向があります。
また、地面が砂浜の場合、専用のペグが必要になります。

⑤高原

標高が高い所にあるキャンプ場です。
涼しい高原のキャンプ場は夏に最適です。
また、標高1000mくらいのキャンプ場に行くと、夏でも虫が少ないです。

虫大嫌いの奥さんがいるうちのような家族の場合、夏は高原のキャンプ場以外はまず選ぶことはありません(笑)

気をつけること

朝夜は真夏でも予想以上に冷え込みますので、寒さ対策は万全にしてください。

キャンプ場を選ぶ時には、キャンプ場の標高にはかなり注意を払うべきです

標高が100m高くなると、気温が0.6℃下がると言われています。
例えば、標高1000m地点にあるキャンプ場は、地上(海抜0mの場所)に比べて6℃ほど気温が下がります。
最低気温が6℃下がると考えると、準備する物にも大きく影響が出ます。

ただ、経験の少ない初心者の方にとっては、暑さ・寒さを予想して対策をするのは難しいことだと思います。
私が予想しにくい時によくやるのが、キャンプに行く前日くらいにキャンプ場に電話をかけて「どのくらいの服装で行けばよいですか?」と聞くことです。

キャンプサイトの種類

キャンプ場の中には色々な種類のサイトがあります。
次の6つのサイトについて理解しておけば大丈夫です。

  1. オートサイト
  2. 区画サイト
  3. フリーサイト
  4. 電源付きサイト
  5. 常設テントサイト
  6. コテージ、バンガロー、トレーラーハウスなど宿泊施設

りゅうせん
りゅうせん

サイト選びは重要です。

それぞれのサイトの特徴を理解して、自分に合ったサイトを選択していきましょう。

①オートサイト

テントを張るサイトに車をとめることができるサイトです。
初心者や子供のいるファミリーキャンプではオートサイトが超オススメです。

なぜなら、荷物の積み下ろしが圧倒的に楽になるからです。
特に、雨の中で設営や撤収になってしまった時は、オートサイトだと楽です。
逆にサイトと駐車場が離れている場合、雨の中で荷物を運ぶのは、ものすごく大変です。

また、ゲリラ豪雨、落雷、突風など急な悪天候時に、車に避難することもできます。
(これはかなりの安心材料です)

気をつけること

オートサイトは、普通の区画サイトに比べて、使用料金が若干高くなる傾向があります。
また、人気なので予約が早く埋まりやすいです。

②区画サイト

テントを立てるスペースがきちんと区切られているサイトです。
(逆に、区切られていないサイトは「フリーサイト」と呼びます)
区画サイトの中でも、オートサイトとオートではないサイトがあります。

区画サイトは自分のスペースが決まっているので、他のキャンパーさんに影響されることなく自分のサイトを設営することができます。
また、混んでいる時期でもきちんと自分がテントを張るスペースは確保されています。

気をつけること

区画サイトを選ぶときに気をつけてほしいことが2つあります。

1つ目は、区画の広さです。
区画サイトにテントやタープを立てる時は、張り綱も合わせてその区画内におさめないといけません。
例えば、5m×5mの区画サイトの場合、 (区画の形状にもよりますが) 大型の2ルームテントを張るのはかなり厳しいでしょう。

2つ目は、区切り方や隣の区画との距離によっては、意外とプライベート感がなくなるという点です。
区画サイトはスペースが決まっているので、「隣の人との距離を調節してサイトを設営する」ということができません。
お隣さんとテントが近い場合、行動や会話は筒抜けです。
「テントの中の会話やお父さんのいびきが丸聞こえ」なんてこともよくあります。
逆に「お隣さんの家族と子供同士が勝手に交流して仲良くなっちゃった」なんて話もよく聞きますけどね(笑)

③フリーサイト

フリーサイトとは、区画サイトとは逆で、区切りがないサイトです。
サイト内なら自分が好きな場所にテントを張ることができます。
フリーサイトも、 オートサイトとオートではないサイトがあります。
(私の感覚では、フリーサイトはオートではない場合が多い)

フリーサイトの最大の魅力は、なんといっても広々とサイトを使うことができて解放感を味わうことができるところです。
また、区画サイトよりも料金設定は低めです。

気をつけること

フリーサイトの解放感はキャンプ場の混み具合にかなり左右されます。
混んでいるときは、逆に区画サイトよりも圧迫感を感じることもあります…。

また、フリーサイトは地面に傾斜があったりくぼみがあったりすることも多いです。
フリーサイトでテントを張る場所を決めるときは、そういった地面の状態も考えながら決める必要があります。

④電源付きサイト

電源付きサイトとは、屋外用のコンセントが設置してあるサイトのことです。
このコンセントから延長コードを使用して電気をテント内に引き、電気を使います。

電気があれば、扇風機、こたつ、ホットカーペット、電気毛布、電気ストーブ、IHクッキングヒーター、炊飯器などの調理家電などを使うことができます。
特に寒い時期は、電源付きサイトは便利です。

気をつけること

使える電力には注意してください。
キャンプ場で使える電力は、1000Wまでが多いと言われています。
例えば1000Wまでしか使えない場合、使用電力800Wのホットカーペットと使用電力600Wの電気ストーブを同時に使ってしまうと、ブレーカーが落ちてしまいます。
また、コンセントからテントまで電気を引くための防水用延長コードが必要です。
(延長コードはレンタルできる場合も多いです)

⑤常設テントサイト

常設テントサイトとは、キャンプ場のスタッフがテントを設営してくれるサイトです。
「手ぶらキャンプ」や「グランピング」も常設テントサイト利用の一種です。

常設テントサイトを利用すれば、テントの設営・撤収の時間や労力を大幅に減らせます。
その分、家族で遊んだり活動したりする時間をたっぷり確保することができます。
また、なかなか手が出せないような高級なテントを利用できるキャンプ場や、利用するテントを数種類の中から選べるようなキャンプ場もあります。
「購入する前にお試しで泊まってみる」という利用方法もアリですね。

気をつけること

テントの中にどんな道具が備え付けられているのかよくチェックしましょう。
例えば、キャンプマット、シュラフ、ランタンなどです。
必要なものが備え付けられてない場合は、レンタルするか自分で用意するかしなければなりません。

⑥コテージ、バンガロー、トレーラーハウスなど宿泊施設

もはやテントサイトではありませんが、コテージ、バンガロー、トレーラーハウスなどの宿泊施設 もキャンプには欠かせません。

キャンプ場の宿泊施設を利用すれば、常設テントと同様に、テントの設営・撤収の時間や量力を大幅に減らすことができます。
そして宿泊施設利用の最大のメリットは、風雨や暑さ・寒さなど自然環境の影響を受けにくく、快適に眠れることです。

また、10人以上で泊まれるような大きなコテージもあるので、グループでお泊りアウトドアを楽しむこともできます。

気をつけること

宿泊施設内の設備(エアコン、冷蔵庫、布団など)はよく確認していください。
「建物だけ」という簡易なものから「エアコン、調理器具、風呂、トイレも完備」といった高規格なものまでピンキリです。

りゅうせん
りゅうせん

「いきなりテントに寝るのはハードルが高い…」と感じる方なら、まずは宿泊施設を利用してアウトドアを楽しんでみるというのがおすすめです。

キャンプ場内の設備

キャンプ場によって設備の様子は全然違います。
キャンプ場を選ぶ際に、チェックしておきたい設備は次の6つです。

  1. トイレ
  2. 炊事場
  3. 風呂、コインシャワー
  4. 売店
  5. 遊具
  6. 駐車場

①トイレ

トイレは、キャンプ滞在中、最も使用頻度の高い設備の1つで、快適さを左右します。
見るポイントは、「どんな種類のトイレか?」「清潔感はどのくらいか?」です。

  • 水洗/ウォシュレット付き/汲み取り式
  • 和式/洋式
  • バリアフリートイレ
わが家のキャンプ場選び

わが家のキャンプ場選びでは、トイレはかなり重要項目です。
下手したら最重要項目かもしれません…

うちの奥さんと娘たちは少し潔癖症なところがあります。
さらに、下の娘は和式トイレが苦手です。
だから家族でキャンプに行くときは、ウォシュレット付きトイレか、清潔な水洗洋式トイレがあるキャンプ場以外は許可が出ません(笑)

②炊事場

炊事場は、共同の炊事場と区画サイトの専用炊事場とがあります。
主な使用目的は、水道の使用になると思います。

炊事場とサイトの距離は事前にチェックしておきましょう。
キャンプ場によっては、サイトと炊事場がかなり離れている場合もあります。
逆にサイトと共同炊事場が近すぎる場合も注意です。
なぜなら、共同炊事場は人が集まる場所なので、プライベート感が損なわれてしまいます。

また、お湯が使えるキャンプ場もあります。
お湯が使えると、寒い時期や油系の洗い物をするときに便利です。

③風呂、コインシャワー

小さい子供連れでキャンプに行く時は、お風呂がある、もしくは近くに入浴施設があるキャンプ場がダンゼン楽です。

キャンプ場でよく見かけるのはコインシャワーです。
もちろんコインシャワーでもよいのですが、コインシャワーはどうしても狭いので、子供といっしょに使うと不便さを感じます。

わが家のキャンプ場選び

わが家では、キャンプ場に入浴施設がある、もしくは近くに入浴施設があるキャンプ場を積極的に選ぶようにしています。

キャンプ場近くの入浴施設に行く場合、車で15分以内がオススメです。
片道30分以上かかる場合、(お風呂に入っている時間などを考えると)出発してから戻ってくるまで2時間ほどかかることになります。
特に1泊2日の行程の場合は、お風呂に2時間も使ってしまうのは時間がもったいない気がします。

りゅうせん
りゅうせん

近くに天然温泉があれば最高ですね。

④売店

売店

売店といっても、「薪と炭だけ置いています」みたいな売店から、「日用品からお土産、軽食まで用意しています」みたいな売店まで様々です。

売店はいざという時に何かと便利ですが、必要なものを売店で購入しようと考えているなら、それが本当に売店で売ってあるかどうか事前に確認しておく必要があります。

私の失敗談

「コインシャワーがあるキャンプ場の売店だから、シャンプー・リンスもきっと売っているだろう」と勝手に思い込んで、シャンプー・リンスを持参せずにキャンプ場へ行きました。
いざキャンプ場に着いてみると、シャンプー・リンスがない!
あわてて近くのスーパー(車で15分…)へ行くはめになりました。

⑤遊具

遊具

遊具があると、子供はテンションが上がります。

見るポイントは、サイトから遊具までの距離です。
サイトから目の届く範囲に遊具があれば、テントにいながら子供の様子を見ることができます。
逆にサイトから遠ければ、子供を遊具まで連れて行く必要があります。
ただ遊具には小さい子供が集まってきますので、サイトから遊具までの距離が近ければそれだけにぎやかになりやすいです。

⑥駐車場

オートサイト利用でない場合は、

  • 駐車場はサイトからどのくらいの距離があるか。
  • 荷物の積み下ろし時には車をテントサイトに乗り入れできるか。

以上の2点はぜひ確認しておきましょう。

テントサイトまで車を乗り入れできない場合は、駐車場からサイトまで荷物を持って歩くことになります。
荷物運び用の荷車を無料でレンタルできる場合もあるので、合わせて確認しておきましょう。

私の失敗談

キャンプ場に着いてみたら、「駐車場からキャンプ場まで500mくらい離れていた…。」なんてことがありました( ゚Д゚)
その時は、重たい荷物を持って何往復もしました。
子供はすぐに疲れて奥さんと遊具で遊ぶことになり、結局私が一人で荷物運びをすることに。
行きはまだよいのですが、帰りはつらかった…

その他

その他、キャンプ場を選ぶ時に確認しておきたいことは7つです。

  1. 自宅からキャンプ場までの所要時間
  2. チェックイン・チェックアウトの時刻
  3. 自分が必要な道具をレンタルできるか
  4. ペットに関するルール
  5. 花火に関するルール
  6. 体験、遊び、行楽スポット
  7. 利用のルール、管理体制

①自宅からキャンプ場までの所要時間

キャンプ初心者の場合、自宅から車で2~3時間以内で行けるところがオススメです。
理由は、2つあります。

1つ目は、時間の問題です。
特に初心者のうちは、サイトの設営・撤収にわりと時間がかかると思います。
それなのに、移動に時間をたくさん使ってしまうと、キャンプ場でのんびりしたり活動したりする時間がなくなってしまいます。

2つ目は、安全の問題です。
慣れないキャンプで疲れてしまい、帰りの運転中についつい居眠り…なんて危ないことにならないようにしたいですね。

私の妹の話

私の妹家族もキャンプによく出かけます。
ある時、妹に「どんなキャンプ場が好きか?」と尋ねると、「旦那は遠い所に行こうとするが、私はとにかく近い所がいい。」と言いました。
理由を聞くと、「キャンプ中に見るのは結局のところ山。遠いところへ行こうが、近いところへ行こうが、山はそれほど変わらないから。」という返事が返ってきました(笑)

②チェックイン・チェックアウトの時刻

チェックイン・チェックアウトの時刻は重要ですので、必ず確認しておきましょう。
そして、初心者はなるべく早い時刻にチェックインすることを私はオススメします。
なぜなら、早くチェックインすれば、キャンプ場でゆっくり過ごしたり遊んだりする時間をたくさん確保できるからです。

例えば、11:00チェックイン可能なキャンプ場と、15:00チェックイン可能なキャンプ場とでは、できることが全然ちがってきます。

15:00チェックインだと、慣れないテントの設営に2時間かかってしまったとしたらもう17:00です…。
すぐに夕飯の準備が始まり、夕飯が終わる頃にはもう真っ暗です。

これが11:00チェックインだと話が全然違います。
設営に2時間かかったとしてもまだ13:00です。
ゆっくりキャンプ場で昼食を食べて、午後は思いきり遊ぶことができます。
その後は早めのお風呂もよし、ゆっくり夕飯の準備をするもよし。
自由な時間を楽しむことができます。

③自分が必要な道具をレンタルできるか

キャンプ場によってレンタルできる物はかなり違います。

「手ぶらプラン」(キャンプに必要な道具を丸ごとレンタルできるプラン)があるようなキャンプ場もあります。

私の失敗談

私がまだ寝袋を持っていない時、あるキャンプ場を予約しました。
そのキャンプ場はわりとレンタルが充実していたので、予約する時に「寝袋がレンタルできるかどうか」きちんと確認していませんでした。

ところがキャンプに行く直前、レンタルの料金を確認するためにそのキャンプ場のホームページを見ていたら、なんと寝袋はレンタルできないことが発覚!
あわてて予約をキャンセルして、他のキャンプ場を探したことがあります…

④ペットに関するルール

ペットに関するルールはキャンプ場によって違います。
例えば、次のようなルールがあります。

  • ペット専用サイトがある場合
  • ペット同伴のキャンパーも一般の方と同じサイトを利用する場合
  • ペットをキャンプ場内に連れてはいること自体禁止

ペットを連れて行きたい場合は、必ず事前に確認しておきましょう。
また逆に、「子供が犬が苦手」「動物アレルギーがある」など、他のキャンパーさんが連れて来られるペットと距離を置きたい場合もあると思います。

⑤花火に関するルール

花火に関するルールもキャンプ場によって違います。
例えば、次のようなルールがあります。

  • 花火はすべて禁止
  • 手持ちはOKだが、打ち上げ花火や音が出る花火は禁止
  • 花火をできる場所が指定されている
  • 特にルールを定めていない(利用者のマナーに任せる)

子供連れの場合、花火をしたいと考える方もいらっしゃると思います。
また逆に、夜は静かに過ごしたいから近くで花火をしてもらっては迷惑と考える方もいらっしゃるかもしれません。
自分に合った過ごし方ができるキャンプ場を選びましょう。

⑥体験、遊び、行楽スポット

釣り、トレッキング、カヌー、シーカヤック、川遊び、魚とり、クラフト体験、アイスクリーム作り体験、果物狩り、アスレチック、ドラム缶風呂…など。
キャンプ場でできる体験や遊びは様々です。

どんな体験や遊びができるのか事前にチェックしておいて、当日の天候や状況に合わせて利用するのがオススメです。

人間の五感(見る、聴く、におう、味わう、触る)の中でも、「におう」「味わう」「触る」といった体験は特に記憶に残りやすいそうです。
キャンプはそういった 「におう」「味わう」「触る」 といった体験との親和性が高く、それゆえキャンプの思い出って記憶に残りやすいのかもしれませんね。

ぜひ、キャンプに体験活動をとり入れて、家族の楽しい思い出作りをしてください。

⑦利用のルール、管理体制

禁止事項

利用のルールとは、例えば次のようなものです。

  • ゴミはすべて持ち帰り。
  • 22:00~翌朝7:00は、ナイトタイム(大声での雑談、騒音、明るすぎる照明などの迷惑行為は慎む)
  • 発電機の使用は禁止。

管理体制とは、例えば次のようなことです。

  • 管理人さんがどれくらいキャンプ場にいるのか
  • 管理人さんが夜間もキャンプ場に常駐なのかどうか

キャンプ場は、ホテルや旅館などと違って、夜は管理人さんが不在になることが多いです。
キャンプ場によっては、常に管理人は不在という場合もあります。

初心者の方は、利用のルールが細かく決まっていて、かつ管理体制がしっかりしているキャンプ場を選ぶ方が安心です。
なぜなら、ルールが細かく決まっているほうが「個人の感覚の違い」によるトラブルが少なくなるからです。
また、困ったことがあった時、管理人さんがいるとすぐに相談したり対応してもらったりすることができます。
利用のルールや管理体制は、キャンプ場のホームページ等から確認できます。

りゅうせん
りゅうせん

マナーの悪いキャンパーさんがいた場合、けっこうストレスです…。

そういったリスクをキャンプ場選びの時点で減らしていくことが大切です。

もちろん一番は、みんながルールやマナーを守ることですけどね。

ファミリーキャンプに適したキャンプ場を選んで楽しい時間を!

以上、キャンプ場の見方と、ファミリーキャンプに適したキャンプ場の選び方について解説しました。

最後に、選ぶときのコツをもう1つ付け足しておきます。
それは、最初のうちは高規格なキャンプ場を選ぶことです。
高規格なキャンプ場は、利用料金が高いかわりに、施設・設備・サービスなどが充実していたり、管理や清掃が行き届いていたりする場合が多いです。

りゅうせん
りゅうせん

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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